まきの干物、牧野です。
先日、伊東市で地元の魚を使った干物作り体験に参加してきました。今回はその様子を、初心者の方にも分かりやすくお伝えします。伊東の穏やかな海風と朝の市場の雰囲気が、思い出深い一日になりました。
当日の流れと準備
朝は近くの漁港で水揚げされた魚を見せていただき、あじ(鯵)やさば(鯖)など、干物によく使われる魚を選びました。新鮮な魚を選ぶポイントは、目が澄んでいて、身に張りがあること。漁港の近くは空気に海の香りが混ざり、魚の鮮度を確かめやすいのも良いところです。
下処理と塩付け
まずはウロコ取り、はらわた取り、腹開き(または背開き)といった下処理を行います。手順は講師が丁寧に教えてくれるので、包丁に慣れていない方でも安心です。塩付けは干物作りの要のひとつで、魚の大きさや種類によって塩の量や時間を調整します。目安としては、塩の量を魚の重さの2〜3%程度、あるいは塩水(3〜5%程度)に漬ける方法が初心者には扱いやすいです。しょっぱくなりすぎないよう、時間は短めから試すのがよいでしょう。
乾燥(干す)工程
塩を置いた後は水分を切り、干し場へ。伊東の海風は湿度や日差しによって乾き方が変わるため、講師が風向きや時間を見て最適な場所に並べてくれます。直射日光に当て過ぎると表面だけ硬くなることもあるため、午前中の涼しい風でじっくり乾かすのがおすすめです。時間の目安は魚の厚さや天候で変わりますが、小ぶりのあじで4〜6時間、大きめの魚で半日から一日程度見ておくと良いでしょう。
出来上がりのチェックと試食
触ってみて程よく弾力があり、水分が抜けているのを確認できたら完成です。焼いてみると、凝縮した旨味と伊東の海風で育まれた魚の香りが感じられました。自分で手をかけた分、味わいに愛着が湧きます。
初心者向けのポイントまとめ
- 魚は新鮮なものを選ぶ(目が澄んで身に張りがある)
- 塩加減は少なめから調整する(目安:魚重さの2〜3%または塩水3〜5%)
- 乾燥は風と日差しを見て調整する(直射日光に長時間当てない)
- 衛生面に注意する(調理器具や手を清潔に保つ)
体験を終えて感じたこと
干物作りは、ただ食べるだけでは分からない手間と工夫が見えて、とても勉強になりました。伊東の海風や港の匂いが工程の随所に影響していることを実感し、地元の魚を大切にする気持ちが深まりました。
当店「まきの干物」でも、こうした地元の素材を丁寧に干物にして販売しています。もし干物作りに興味がありましたら、体験教室の開催情報や商品についてお気軽にお問い合わせください。お問い合わせはこちらから承っております(電話・メールいずれも可能です)。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。伊東の海と魚の魅力を、これからもお伝えしてまいります。






