伊東市の魚で作る干物作り体験レポート
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まきの干物、牧野です。
先日、伊東市で当店が行った「地元の魚を使った干物作り」体験に参加してきました。今回はその様子と、初心者にも分かりやすい干物作りの基本をレポートします。伊東の海と風土がどう仕上がりに影響するかも紹介しますので、これから干物作りを始めたい方の参考になれば幸いです。
体験の流れと使った魚
当日は地元の魚市場で仕入れた新鮮なアジ、サバ、イカ、そして伊豆近海でよく獲れる金目鯛を使いました。まずは魚の下処理(ウロコ取り、内臓除去、流水での洗浄)から始め、開き方や切り方を実演・体験していただきました。身の厚さや脂ののりは、塩の利きや乾き具合に大きく影響します。
初心者向けの塩付けと乾燥の基本
干物作りの要は「塩」と「乾燥」です。今回の体験では、簡単に取り組める方法として以下の手順を基本にしました。
- 下処理をした魚の水気を拭き取る。
- 好みや魚の大きさに合わせて、塩をまんべんなく振る(粗塩を使用)。小魚は短時間、身の厚い魚はやや長めに置きます。初心者は、塩の量や時間を少し短めに設定しておくと失敗が少ないです。
- 塩漬け後、流水で軽く塩を洗い流し、再び水気を拭く(塩加減を見ながら調整)。
- 天日干しまたは風通しの良い場所で乾燥させる。伊東の海風は乾燥に適しており、季節によって干し時間を調整します。
具体的な塩時間や天日干しの時間は魚の種類や気候によって異なります。たとえば、アジは数時間〜半日程度、金目鯛のような厚みのある魚は半日〜1日程度が目安です。途中で触ってみて、身が程よく締まっていれば出来上がりのサインです。
伊東の気候が与える影響
伊東市は温暖で海風があるため、天日干しに向いた日が多いのが特徴です。ただし、夏場は湿度が高くなる日もあるため、その場合は風通しの良い日陰や網で虫よけをしながら乾かすのが安心です。冬は空気が乾燥しているため短時間で乾きやすく、風にも注意してムラが出ないようにします。
衛生と保存のポイント
魚の取り扱いは衛生管理が大切です。作業前後の手洗い、器具の洗浄、清潔な作業台を心がけてください。出来上がった干物は冷蔵で数日、冷凍すれば長く保存できます。調理する際は充分に火を通してください。
体験で感じたことと最後に
実際に手を動かしてみると、魚ごとの性質や塩の入り方、乾燥の進み具合などがよく分かります。地元の海と風土を感じながら自分で作る干物には、市販品とはまた違った楽しさがあります。参加者の皆さんも、出来上がった干物を見て喜んでおられました。
当店では干物の製造・販売のほか、こうした体験の機会も時折設けています。ご興味がありましたら店舗またはお問い合わせフォームからお気軽にご連絡ください。伊東の海の恵みを、ご自宅でも楽しんでいただければ幸いです。
(報告者:牧野)